一生忘れられない スモークターキーの恋バナ
今週のお題「恋バナ」。
最近映画のランキングを見ていると、ドS彼氏やら学園ものの青春映画に、心の中で静かにむずきゅんしている自分がいます。
あの駆け引きのドキドキ感を、私はどこで拾い忘れたんだろう。
yumibeansです。
今日は「本当は恋バナのはずなのに、心の中でドン引いてしまった話」です。
中学の時に想いを寄せていた男子と、卒業間際に二人で行ったディズニーランドでのできごとです。
お昼頃にお腹が空いてスモークターキーを並んで買うことにしました。時間に関わらずターキーって人気でよく並んでますよね。
他にもカップルで並んで一緒に食べてる人もちらほら。
1人一本ずつ買ったのですが、食が細めな私は案の定食べ切れずペースダウンしてきました。
デートによる緊張と、寒さと、あとターキーを可愛く食べれない情けなさで胸がいっぱいになってしまい、最後の方は諦めていました。
すると、彼は私のスモークターキーをぱっと取って、むしゃむしゃと食べ始めたんです。
あれ。
なんでだろう。
なんか違う。
頼んでない。
片思いの彼との初デート。
2人きりでいたことなんてなかったし、長文のメールのやりとりしかしたことなかったのに。
心がずざざざざっとドン引いた音がしました。
有り難いことだし、潔く食べてくれてるのに、
なんか心が別の意味でむずむずして仕方ない。
腑に落ちないまま、その彼とは進展もないまま連絡せず。
久しぶりに会った成人式では、帰り際追いかけられましたが、何を話せばいいのか分からず、撒いて帰ってきてしまいました。
ひどい。
ひどすぎる。
ここで分かったことは、「気持ちわるい」と「魅力的に感じる」のは紙一重なんだと思います。
この「人のターキーを食べる」という行為。
気持ちわるいと感じるかどうかって本人の問題だから、この行為自体が必ずしも気持ちわるい行為になってしまうとは限らないと思うんです。
それがシチュエーション次第で、こちらの心の感じ方が変わるということ。
相手と一緒に過ごす時間を通して、
「道を歩いていたら車から避けてくれた」
「食事する時に自然に上座に座らせてくれた」
とかさりげなくリードしてくれる人って魅力的だなと思います。
その優しいリードをどのタイミングで発揮するのかってことが大事なんです。
初対面にも関わらず、並んで歩きながらやたらめったら腰に手を回してくるとか。
お互いの距離感、空気感、親密感を一緒に楽しめる人が、一緒に長く歩けそうな気がします。
ターキーですれ違ってしまった私たちは残念ながら気が合いませんでしたが(笑)、、
今ではこれが青春時代の微かな恋バナです。
運動会では放課後に彼の家までハチマキもらいに行ったのに。
バレンタインのチョコもわざわざ家に届けたのに。
まるでストーカー(笑)。
今思えば、お互い「気持ち悪い気質」は、一番気が合っていたのかもしれません。
人間関係は少しずつ少しずつ壁をもろもろと崩して行きたいです。
「今日、ちゃんと崩した?」って言われる位少しずつ少しずつ丁寧に歩み寄ることを大事にしたい。
あと、青春映画みたいな恋バナの材料が欲しい。
今日は長々と失礼しました。
最後まで読んで下さってありがとうございます♪
yumibeans